「個人情報保護士って法律が絡むから難しそう」
「独学で合格できる?」
「テキストはどれを選べばいいの?」
そんな悩みを抱えていませんか?
2021年9月19日の第64回・個人情報保護士認定試験を受験して、一発合格した私が勉強した方法をお伝えします!
独学で合格することができたので、あなたも独学で個人情報保護士に合格できます!
とはいえ、どのテキストを使えばいいか迷いますし、高い教材を買ってから勉強を続けることができるかも心配ですよね。
私も今まで勉強を継続することは、できませんでした。
恥ずかしい話ですが、「××の資格を取ってみたい!」と参考書を購入しても、買っただけで満足してしまったり、10ページぐらい読んで終わったりしていました。
ですが、個人情報保護士の資格取得を目指して100日毎日勉強をして、なんと一発合格!
こちらが届いた合格証書です!
今回に限って、どうして勉強を毎日継続することができたのか?
勉強を継続できたコツは、
- 毎日の勉強時間を無理のない短さにしたこと
- 目に見える形で勉強の記録をつけたこと
この2つを意識したからです!
とても簡単なことですが、この2つを押さえるだけで毎日欠かさず勉強することができて、一発合格という結果を得ることができたので、やって損はありません!
そこで今回は、個人情報保護士に一発合格した勉強方法と、継続のコツについて詳しく説明しますね。
ぜひ最後までお読みください。
個人情報保護士とは?難易度はどれくらい?
個人情報保護士は、「一般財団法人 全日本情報学習振興協会」の開催する認定試験に合格することで取得することができる資格です。
個人情報保護に関する高度な知識を持ち、実務において個人情報の運用・管理を適切におこなえる専門家です。
試験項目が個人情報保護に特化しているのが特徴で、他の法律系資格と比べれば難易度は低めといわれています。
法律系資格の試験問題によくある記述問題が存在せず、すべてマークシート方式なのも難易度は低めといわれている要因の一つです。
しっかりと個人情報保護法の基礎を理解して、過去問を何度も解けば、そう難しくありませんので安心してください。
さらに詳しく個人情報保護士の試験について説明しますね。
出題範囲と合格点
課題Ⅰ 個人情報保護の総論(50問) | 個人情報保護法の理解(40問) |
---|---|
マイナンバー法の理解(10問) | |
課題Ⅱ 個人情報保護の対策と情報セキュリティ(50問) | 脅威と対策 |
組織的・人的セキュリティ | |
オフィスセキュリティ | |
情報システムセキュリティ |
試験時間は150分で、合格点は課題Ⅰ、課題Ⅱで各70%以上取る必要があります。
「課題Ⅰに手こずって課題Ⅱが途中までしか解けなかった…」なんてことになったら、不合格になってしまいます。
課題Ⅰ、課題Ⅱともに手を抜くのはNGです。
時間との勝負でもありますので、過去問を解いて備えるのは必須と考えましょう。
合格率
合格率は30~40%程度といわれています。
おおよそ10人に3人は合格できるほどなので、ほどほどに難しい試験ですね。
しかし、基礎をしっかり押さえ、過去問を何度も解いていれば合格できますのでご安心ください!
受験料
11,000円(税込)です。
安くはない受験料なので、一発合格を目指しましょう!
申し込み方法
一般財団法人 全日本情報学習振興協会で交付する受験申込書で申し込みをするか、ホームページから申し込みします。
ホームページはこちらです。https://www.joho-gakushu.or.jp/piip/
実は公式ホームページからの申し込みはめちゃくちゃ分かりにくいですが、『試験および対策講習会のお申込み』から申し込みに進むと、『試験のみ』を選んで申し込みすることができます。
初見だと「え?強制的に対策講習会も一緒に申し込みしないといけないの?ぼったくり?」と失礼ながら混乱しますが、ちゃんと『試験のみ』申し込みできますのでご安心ください。
個人情報保護士のメリット
個人情報保護法について正しく理解できるのが最大のメリットです。
個人情報保護法は3年に1度改正されます。前回改正された際に「取り扱う個人情報の数が5,000以下の事業者」から「すべての事業者」に適用されることとなりました。
じつは、知らない間に個人情報保護法に違反している可能性もあります。
令和2年改正にて個人情報保護法の罰則が強化され、法人の罰則上限が30万前後から1億円まで引き上げられたこともあり、どこの企業でも個人情報保護法の知識は重要になってきています。
特に大手企業の場合は積極的に社員へ個人情報保護士の資格を取得させています。
取得しておいて損はない資格です。
解答速報は試験日の夕方に公開
試験日の夕方に、公式ホームページとYouTubeに解答速答が公開されます。
試験を受けた際、解答用紙は当然ながら回収されますが、問題用紙は持ち帰ることができます。
自分の間違えた問題をすぐ把握することができるので、試験中、問題用紙に自分の解答をメモしておくのがおすすめです。
合格発表は試験日から約1ヶ月後
合格発表は試験日から約1ヶ月後に、公式ホームページと郵送で行われます。
公式ホームページでの確認は、受験番号が必要になりますので、受験番号が書かれたハガキを捨てないように注意してくださいね。
合格だった場合、郵送で合格証書と認定カードが届きます。試験終了後もハガキは大切に保管しましょう!
個人情報保護士合格者の独学勉強方法
主な勉強の流れは、
- 基礎を斜め読みする
- 過去問を解く
- 基礎をしっかり理解しながら読む
- 過去問を解く
です。
基礎に使った教材、過去問を解くのに私が使った教材をご紹介しますね。
基本教材となる参考書
基礎に使う教材は、2つご紹介します。
まず1つ目は、私も受講したオンライン通信資格講座スタディング(STUDYing)です。
スタディング(STUDYing)の様々な機能は、難しい個人情報保護法の『基礎』を『簡単に』『分かりやすく』学ぶにはうってつけです。勉強を継続できる機能も盛り込まれているので、勉強を継続できない人におすすめの教材ですよ。
スタディング(STUDYing)がおすすめな人は、
- 勉強を継続できない人
- 重たい本を持ち歩きたくない人
- 隙間時間で勉強したい人
- 一日10分前後しか勉強したくない人
- 一発合格するためにお金をかけれる人
です。
STUDYing(スタディング)のアプリ内で動画講座をダウンロードすることができるので、ダウンロード動画講座をダウンロードしておくと電車の中でも通信料がかからず視聴することができるんです。
動画講座も長くても20分ほど。隙間時間で、どこでも勉強できます。
スマホから視聴できるので、重たい本を持ち歩く必要もありません!
さらにSTUDYing(スタディング)で動画視聴、Webテキストなどで勉強していると、勝手に学習時間を記録してくれるんです。今日はxx分勉強した、xx日連続で勉強したなど容易に把握することができます。
下の画像が私が勉強していた時の学習時間です。
自分の頑張った記録が見れるのは、とてもモチベーションが上がりますよ!
スマホならいつでも持ち歩いているので、予想外にできた隙間時間でも勉強をすることができて、とっても便利でした。是非ご検討ください。
\ 合格するとAmazonギフト券2,000円分もらえる! /
STUDYing(スタディング)について詳しく知りたい場合は、こちらの記事に紹介しましたのでぜひお読みください。
STUDYing(スタディング)で私が合格お祝い制度の手続きかつ、合格体験談を書いたものが公式サイトに載ってました。ぜひ参考にしてみてください。
さらに、もう一つの教材を紹介します!
勉強の継続を簡単にできる人、お金は最低限しかかけたくない人、本を持ち歩くのは苦じゃない人は、こちらの公認テキストがおすすめです。
公認ということで出題される範囲は網羅されています。
1週目はどんな内容なのかすらっと読んで、2週目からじっくり読み進めるのがおすすめですよ。
個人情報保護士の過去問を解く教材
基礎を学ぶ教材をまず1度読み終えたら、過去問を解いていきます。
最初は6割ぐらいは間違えても落ち込まないで大丈夫です。私は解けなかったり、悩んだりした問題に付箋を付けましたが、下の画像の状況になりました。
しかし、試験を受けた経験から、過去問を解くのはこの本だけだと圧倒的に足りないと感じました。
私がほかに使った過去問の教材をご紹介しますね。
アプリ「個人情報保護士認定試験 1日5分で合格へGO!」(https://gakushu.tokyo/)です。
50問は無料なのですが、問題を追加するのに課金する必要があります。
- 総論【個人情報保護法の理解】 :200問/¥490
- 総論【マイナンバー法の理解】 :50問 /¥120
- 対策【脅威と対策】 :65問 /¥120
- 対策【組織的・人的セキュリティ】:60問 /¥120
- 対策【オフィスセキュリティ】 :45問 /¥120
- 対策【情報システムセキュリティ】:80問 /¥250
何もすべて購入する必要はありません。
自分が不得意だと感じた分野にだけ購入すると余分なお金がかかりませんよ。
できれば全分野購入がおすすめです。このアプリで解いた問題の類似の問題が実際に出題されました。
2021年時点では問題ないアプリです。
【2024/03/25 追記】2024年に、改めて復習としてこのアプリを活用しましたが、改正法にもしっかり対応してありました!とてもおすすめのアプリです!
【余裕があれば】ガイドラインを読む
個人情報保護委員会のガイドラインの一読はおすすめです(https://www.ppc.go.jp/personalinfo/legal/)。
特に「通則編」、「外国にある第三者への提供編」、「第三者提供時の確認・記録義務編」、「匿名加工情報編」は出題されやすい内容です。
私は3、4回は読みましたが、参考になりました。
【番外編】お金がない場合は無料サイトでも勉強可能
実は無料サイトなのにしっかりしたサイトがあります。
それがこちらの「これで合格!個人情報保護士」(http://kojin-joho-hogoshi.jp/)というサイト。
令和4年の法改正に対応するかはまだ分かりませんが、2021年時点での内容は盛り込まれていました。
過去問の教材は必須ですが、基礎はここで勉強しても賄えるかなと思います。
しかし、個人の方が管理されているようなので、内容を保証できるものではありません。
あくまで自己責任で利用してくださいね。
【2024/03/25 追記】試験日等、2023年度版に更新しているので、更新はされているようです!
個人情報保護士に合格した独学での勉強時間
私が勉強した日数は102日間です。
1日あたり30分程度しか勉強していないので、勉強時間は51時間程度でした。
個人情報保護士の合格者の中で、一番多かった勉強時間は20~50時間だったようです。
勉強期間は1ヶ月~3ヶ月ですね。(参考:http://www.joho-gakushu.or.jp/goukaku/piip.html)
試験日と勉強日数を逆算して、おおよそ3ヶ月前から勉強を開始するといいタイミングのようですね。
個人情報保護士を独学で合格するためのコツ
法律も関わってくるので難しく頭に入ってこないことがあると思います。
でもそこで諦めず、1日10分でも30分でも勉強を続けるのが合格するコツです。
毎日続けることが大事なので、本当に5分でもいいんです。
通勤中の電車の中でチラッとみるだけでもいいんです。
繰り返すことで人は記憶していくもの。
まずは5分継続してみてくださいね!
繰り返しになりますが、どうしても勉強が継続できない人は「オンライン通信資格講座 STUDYing」で基礎を勉強するのがおすすめです。なぜなら誰でも簡単に継続するための仕組みが盛りだくさん用意されているからです。
デメリットは金額の高さのみ。それでも、他のオンライン通信講座よりも圧倒的な安さを誇っています。
「合格したいけど勉強が続かない!」という人は検討してみてくださいね。
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まとめ:個人情報保護士は独学でも合格できる!
一発合格したときに、以下の教材を使いました。
- STUDYing(スタディング)
- 個人情報保護士認定試験公式問題集
- アプリ「個人情報保護士認定試験 1日5分で合格へGO!」
実際に紹介した教材を使って私は合格することができました。
自己採点では以下のような結果です。
- 課題Ⅰ:50問中41問正解で正解率82%
- 課題Ⅱ:50問中45問正解で正解率90%
正解率は各70%以上なので、安全圏という結果ですね。
ぜひ使用した教材や勉強時間などを参考にしてみてくださいね。
個人情報保護士の試験合格に向けて、がんばってください!
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